F15が! フェニックスミサイル!!発射ー★!
2007年 03月 02日
戦闘機マニア、またはトムキャットマニアに違いない。
でもこれ本当に発射したのだ
AIM-54フェニックス(Phoenix)は、
世界最長の長射程を誇る空対空ミサイル。
運用できるのはF-14 トムキャットのみ、6発まで搭載することができた。
そうトムキャットとフェニックスミサイルは切ってもきれない
関係なのだ。
このAIM-54はトムキャットが退役する前2004年9月30日に退役
していて、唯一の搭載機のF-14も退役した今、解体されるだけの運命でした。
もともとメチャメチャ速いMig25やソ連爆撃機、巡航ミサイルを相手に
開発されただけに、ミサイルの速度はマッハ5くらい!
解体するにはもったいないと、
この1発約100万ドルという価格もヘビー級の
退役ミサイルに目をつけたのがNASA。
超音速飛行時のデータ収集に活用したと言うわけだ。
ミサイルは火薬の入っていない訓練弾、火薬を抜いたAIM54が
使用され、炸薬の代わりにデータ収集用の装置が搭載された。
当然レーダーなんかも必要ないし。真っすぐカッとんでくれれば
いいわけで、F-14が引退した今
発射母機にはNASAのF15Bが使われたと言うわけだ。
写真を見ると、最大6発を搭載できたF-14と違って
贅肉のないF15には不釣合いな感じ。。
胴体中央のハードポイントにはF14翼下から外してきたと
思われるパイロンを無理やり取り付けているようですね。
ミサイルの平和利用。。NASA用に1機くらいフライアブルな
トムキャットがあれば言う事ナシなんだけどな~
【談・トムキャット好き】