DHC-8-400のトラブルは、胴体延ばし過ぎ・・・きっと

11日の読売についに出ていました・・・
「トラブル多発のカナダ機、大半が製造・設計段階に問題」

このカナダ機というのはボンバルディア社のDHC-8-400。
導入しているのは全日空、日本エアコミューター。YS11の
後継機として国内では久々のプロペラ機の新規導入。
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DHCは(デハビラントカナダ)後にボンバルディアが吸収。
-400型はベースとなった-100型をどんどん胴体を延ばして
2倍くらいの座席数を確保した形。
機内に設置した複数のスピーカーでエンジン音を打ち消す
消音システムを採用している。quiet=静粛性のQをとって
Qシリーズと呼ばれる。




しかし、

2003年に導入して以来
よくトラブルのよね〜

2005年5月6日 松山空港発名古屋中部空港行き全日空1824便
車輪格納で警告、空港に引き返す。

2005年6月20日 伊丹空港を離陸した高知行きの全日空1615便
自動操縦装置入らず。

この6月エンジンオイルが漏れて気化し煙が機内に充満するトラブルも起こす。

2005年8月3日 福岡発名古屋行き全日空1662便
愛媛県・佐田岬の上空約6800メートルを飛行中、客室ドアの開放を示す警告灯
が点灯、高知空港に緊急着陸。

9月には車輪の格納扉が閉じていないことを示す計器表示で引き返すトラブルが
2度!!

実際はランプの異常だったようだけど
><;

さらに、10月26日 大阪空港を離陸した高知行き全日空1601便
上昇中に車輪を収納できず、同機は大阪空港へ引き返す。

まただ。

トラブルはJACにも・・・
2005年11月12日 大阪・伊丹発島根・出雲行き日本エアコミューター2353便
「ピッチトリム」が動かなくなる。  オイオイ。

その4日後・・・
大阪空港を離陸した島根県の石見行き全日空のDHC8—400の
車輪が格納できなくなり、大阪空港へ引き返す。

2005年11月23日 伊丹空港発ー高知行き全日空1601便
機内の気圧を調整する与圧系統の異常を示す警告が出た。


だめだ・・・まだまだありすぎて。
ここまで異常が多いのもめずらしいね、ローカル線専用機だから
大問題にはならないのかもしれないけど。。A-netばかり乗らなきゃ
いけない人には大問題だよ。

っていうか、むやみに30数人乗りの機体を延ばしに延ばしまくったから
あちこちに無理が出てるんじゃないかな〜

ボンバルディア、嫌いな会社じゃないけど、ちょっとQ-400は導入せずに
ヨーロッパなんかで実績のあるATR72あたりを考えてみては?

それか、国産で開発してみる〜??
時間がかかるか。。。


ーー

国内の地方路線で運航されているカナダ・ボンバルディア社製の新鋭プロペラ旅客機「DHC8—400型」系機で2003年の導入からこれまでに相次ぐトラブルのうち、離陸後の引き返しや目的地変更を伴い、国土交通省が「イレギュラー運航」と判断した全52件の主原因が、全日空と日本エアコミューター(JAC)の調査でわかった。
乗務員による操作ミスは3件で、残る49件はコンピューターやセンサー故障、配線不良などだが、大半が設計・製造段階の問題とみられる。
 事態を重視した国交省はカナダ政府とボンバルディア社に対し、早急に改善するよう要請した。
 同機は全日空グループ2社とJACが03年2月以降に導入し、大阪・伊丹空港を中心に計26路線で運航している。イレギュラー運航52件のうち、操作ミスと断定されたのは、プロペラ回転数を上げすぎた2件と客室与圧の誤操作だけで、整備不良は確認されなかったという。
(6月11日 読売新聞)
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by pressaviation | 2006-06-14 20:21 | 飛行機話 | Comments(0)

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