沖縄のシンボルの一つ、那覇市にある首里城の正殿などが火災で
消失してしまいました。
【写真:P.A./焼失した(復元)首里城 2014年撮影】
戦火で消失した首里城は、長い年月をかけて復元され
多くの観光客でにぎわいました。
数年前に訪れましたが、雰囲気のある首里城はよく再現されていて
見応えがありました。
【写真:P.A./首里城本殿内の玉座(再現)】
報道によると(2019年)10月31日午前2時40分ごろ、
警備会社から119番通報があり消防が駆けつけましたが
正殿から出火したと見られる火は、北殿、南殿などに延焼、
火に包まれたこれらの建物はほぼ全焼してしまいました。
10月31日〜11月1日にかけて那覇では野球のプレミア12を前に
カナダとの強化試合が行われていて、多くの新聞社のカメラマンが
那覇入りしていたようで深夜の火災の一方を受け、焼け落ちる首里城の
写真を撮影していたようです。
11月1日の紙面を見ると
朝日、毎日はそれぞれ地元 沖縄タイムス、琉球新報提供の
写真も掲載していました。琉球新報は消火活動が続く
午前7時前にドローンを飛ばして撮影していたようです。
【写真:朝日新聞紙面 羽田からC560「あすか」を飛ばしています】
朝日新聞はサイテーションを飛ばし空撮。
午前10時過ぎに上空に到着、取材を行っています。
毎日新聞はヘリをおそらく北九州から投入。
午前9時半ごろには撮影開始しているようです。
【写真:毎日新聞紙面 ヘリで遠征 北九州→那覇は約900km】
読売新聞は煙くすぶる午前8時40分ごろの写真を
チャーターヘリを調達し撮影。
おそらく侍ジャパンの取材で那覇入りしていたカメラマンが
飛んだようですね。
【写真:読売新聞オンライン 白煙あがる8時43分にチャーターヘリから空撮している】
その後、(大阪から?)ヘリが到着。午前10時半撮影の写真を紙面に
載せています。
大阪からだと1300キロぐらい?
福岡でカメラマンピックアップして、給油しながら…かな
【写真:読売新聞紙面 ヘリは大阪から遠征?】
重ね重ね、火事で焼失は残念。
今年(2019年)4月のノートルダム寺院の火災のタイミングで
首里城の防火点検や、
地元沖縄で「首里城の防火対策」とかを
絡めての報道とかはなかったのかな…残念です。