東シナ海 炎上中のタンカー漂流し日本のEEZ内へ

2018年1月6日に中国・上海沖でパナマ船籍の石油タンカーと
香港船籍の貨物船が衝突。
タンカーは炎上したまま6日たった、1月11日も漂流し
日本の排他的経済水域内に入りました。
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【写真:2018年1月11日ANNニュースより】
テレビ朝日などの報道によると、
11日、午前8時には、奄美大島の北西約310キロ付近を
漂流しているそうです。
タンカーにはイランとバングラディシュの乗組員32人が
乗っていて、1人の遺体が収容されたほかは安否不明。

中国の巡視船が消火活動に当たっているようですが、10日には
爆発も起こすなど鎮火のめどは立っていないようです。

第10管区海上保安部は航空機を飛ばして、炎上するタンカーの
写真を撮影していますが、新聞各紙の紙面を見る限り
新聞社の固定翼機が飛んだ様子はないようです。

日本の排他的経済水域といっても中国の水域も重なるので
目安は日中中間線になると思うのですが、
中間線にある中国のガス田を低空で空撮していた朝日、読売も
ここ数年は自粛要請が出ているのか、
その海域には飛んでいないようです。

このタンカーがもっと日本に接近してくれば、空撮する社が
出てくるでしょうか?海保発表の写真だけでは危機感は伝わりませんね。

この炎上漂流しているタンカーは全長274m、排水量8万5,000トンと
ヘビー級。

戦艦大和が全長263m 満載排水量が7万2,000トンですからね・・・



タンカーの爆発炎上というと、1974年に東京湾で起こった
LPGタンカー第十雄洋丸事件というのがあります。
この事故も、貨物船と衝突したタンカーが爆発炎上、
消防艇では鎮火できず、東京湾を20日間も炎上しながら
漂流しました。

5万7000トンもの可燃物を積み炎上する第十雄洋丸を
海上自衛隊の火力を持って撃沈することに決定。

海自のは5インチ砲を持つ「はるな」「たかつき」「もちづき」
「ゆきかぜ」の4隻で艦砲射撃。

さらに、P2Jによるロケット弾攻撃、さらに対潜爆弾も投下
さらに潜水艦「なるしお」が魚雷4発を発射。2発が命中したものの
浮力の高いタンカーはなかなか沈没しません。

海自はさらに潜水艦「はるしお」を増援で送り雷撃。
それでも沈まないタンカーに、護衛艦が艦砲射撃を加えました。
最初の砲撃とは違って発射弾数も公表されていないようなので
メッタ打ちだったんでしょう。

20日間炎上漂流した第十雄洋丸は犬吠埼沖、約500キロに
沈没しました。


東シナ海の炎上タンカーも被害が出る前に早めに撃沈してしまった方が
いいのかもしれません。


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by pressaviation | 2018-01-13 03:21 | 新聞 | Comments(0)

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