アイディアですね〜
ロシアのプーチン大統領の来日を前に
毎日新聞は(2016年)12月3日、共同通信社と
共同運用している取材機、サイテーション525CJ2(JA516J)で
北方領土の空撮を行っています。
【写真:毎日新聞機 CJ2+の上昇限度は45,000f】
その際、赤外線カメラを持ち込んで撮影しています。
写真を見るともちろんモノクロですが、くっきりはっきり島影が写っています。
高い高度に上がっても、霞んだり薄い雲があるとはっきり写真は写りませんが
赤外線カメラなら、少々霞んでいてもはっきり写りますからね〜
【写真:毎日新聞HP 撮影高度の記載を見つけられなかったな〜】
なかなかいいアイディアだと思います。
もっとも、ホームページにアップされている機内からの動画をみると
普通の可視光でもきれいに北方領土が見えるぐらい天気には恵まれていましたね。
高い高度に上がれば北方領土は見渡せるぐらいの距離。
北方領土の飛行機からの撮影は、古くは産経新聞が固定翼のプロペラ機で空撮するなど
各社何度か行われています。
■1979年(昭和54年)・2月2日 サンケイ「おおぞら」が高高度から北方領土国後島を空撮
でも、赤外線カメラを持ち込むのは考えましたね〜
フイルム時代は赤外線フイルムも手軽に手に入りましたが
その頃もやった実績あるんでしょうか?
パッと見て「オッ」と唸る、北海道からの距離も近く感じられる
いい企画でした。