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(2015年)4月28日午後2時55分ごろ
高知県足摺岬の北東約35キロの太平洋上で訓練をしていた
海上自衛隊岩国航空基地所属の救難飛行艇US-2が離水に失敗、
機体を破損する事故がありました。
乗員は19人は全員救命ボートで脱出。
近くを航行中の民間船に救助されましたが、4人が打撲などの軽傷負。
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【写真:NNN/高知県足摺岬の北東約35キロ 28日午後6時半頃】
US-2の事故はこれが初めて。海から飛び立とうとしたところ
4基のうち1基のエンジンが脱落し、フロートも壊れたようです。
事故は高波を受けたためとみられ、沈没はしていないものの、海保、NNNの
取材機の画像をみると機首部分を海中に突っ込んだ形で全損に近いようです。
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【写真:NNN/機首は水没、事故機はUS-2最新の5号機】
US-2は1機約130億円で、US-1から順次入れ替え、海自は5機を保有。
事故機の登録番号をみると、一番新しい5号機(9905)のようです・・・
エンジンが脱落と報じられていますが、どうも離水時に波で右フロートと
エンジン一基が波で脱落したようです。
といっても、唯一事故当日(午後6時過ぎですが)空撮したNNNの取材ヘリの
映像を見ると、現場海域はほぼ凪ぎ。

US-2は波高3mでも着水できる。まして離水は着水よりは簡単なはずですが・・・
事故原因の究明が待たれます。
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【写真:NNN/5月3日の岩国基地フレンドシップデーに影響なければいいのですが】
事故が起こったのは午後3時頃ですが、当日空撮を実施したのは
テレビ、新聞含めNNNだけだったようです。(確認不足であれば教えて下さい)
日テレ系のニュースを見ると暗くなり始めている6時30分頃、
現場に到着しているようです。
かなり暗くなっているようで、事故機の尾翼を照らすーチライトの光も見えます。
右旋回せず、ホバって撮影しているところを見ると、他の報道ヘリは
いないようで単独での撮影だったようです。
ニュースの最後のクレジットを見ると、「福岡放送 高知放送」とあるので
機体は福岡のFBS福岡放送のBK117-C2(同系列の広島テレビのEC135より
FBSのBKの方が足が長いからでしょうか)で高知放送のマイクロ基地に
生伝送もしくは収録後伝送か素材を持ち込んだのでしょう(?)
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【写真:NNN/福岡放送BK117-C2での取材撮影だったと思われる】

翌29日の読売新聞朝刊も「高知放送提供」のクレジットで
空撮動画からのキャプチャーした画像を掲載していました。

新聞各社も、当日はヘリ飛ばさなかったようですね
日没時間、距離を考えると各社足踏みしたくなる時間だったのかな。

FBSのBK117-C2の航空電子製LX-3に納められているカメラは確か
SonyのHDC-1600(?)このカメラ低照度での撮影用蓄積モードがあるので
かなり暗くても撮影できます。
(CXのBell430搭載の赤外線カメラ!!にはかなわないでしょうが)
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【写真:川崎重工業/FBS取材ヘリBK117-C2(JA05CF)】
インドに輸出する話もあるUS-2の事故、死者が出るような惨事には
ならなかったのが不幸中の幸いでした。
事故原因はまだわかりませんが、フライバイワイヤ、FADECなどなど
ハイテク装備でも事故と隣り合わせ、大変な業務でした。
一機130億円もする高価な機体ですが、機長の3等海佐
凹まず頑張って欲しいものです。
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【写真:ANN/テレ朝系は翌29日に空撮】
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by pressaviation | 2015-04-30 05:09 | 飛行機話 | Comments(0)
ホンダが開発したビジネスジェット、HONDA JETが
(2015年)4月23日開発拠点のアメリカから日本に初飛来。
Uストやニコ動では羽田到着、式典の様子が生中継されました。
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やって来たのはN420HM。プロトタイプ3号機(2号機は地上試験用)
赤と白の日の丸カラーだからかな?初号機は青と白。
GWは日本各地を回るお披露目イベントを開催。私、応募し損ないました><

ホンダジェットの話題は過去にもこのブログで取り上げていたので
リンクを貼っておこう。
http://pressair.exblog.jp/6183700/
http://pressair.exblog.jp/16601448/
最近、ホンダジェット で検索してやってくるかたが多いようです・・・
関心あるんですね〜

このホンダジェット、試作機のレジは全部N420・・
なんで420なのかず〜っと不思議だったんですが
巡航速度なのね〜!!VLJの中では速い
最大巡航速度: 420kt(高度30,000 ft 778 km/h)、マッハ 0.72 
スペック眺めるまで気がつかなかった・・・

航続距離は短めな2000キロ程度なので
今回はアラスカ〜サハリン〜仙台経由で羽田にやってきました。
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むかしむかし、昭和6年(1931年)8月に同じく北方から飛んで来た
チャールズ・リンドバーグ夫妻は根室の港におりました(水上機だったので)
この時は朝日新聞の2機と北海タイムス社の飛行機が出迎えたそうです。

ホンダジェットも出迎えて、日本の空を飛ぶ様子をAir to Airで空撮してあげれば
よかったのに〜
朝日も読売も毎日も中日もジェット機持っているんだから・・・

空撮で出迎えたのはテレビ朝日のヘリが羽田着陸を
すっごい離れたところ(当たり前だけど)で撮影してました。
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【画像:テレビ朝日/テレ朝取材ヘリからN420MHの羽田到着を狙う】
カメラマン、エクステンダー入れてドン寄りでの撮影。手に汗かいたかなぁ?
でも、スムーズなPAN&ズームアウトでした。
テレ朝、発想は良かったです。でも出来れば朝日新聞の
サイテーションを使ってほしかったなぁ。

さて、このホンダジェット。日本での発売はまだですが
どこか新聞社で買うところはあるかな〜
あと、1000キロほど航続距離が長いと使いやすいんでしょうけれど。

ホンダジェットスペック
主要目
乗員: パイロット1名または2名
乗客: 5名または6名(エアタクシー用)
座席数: 7-8席
全長: 12.71 m (41.70 ft)
全幅: 12.15 m (39.87 ft)
全高: 4.03 m (13.21 ft)
最大離陸重量: 4,173 kg
動力
エンジン: 本田技研工業製 HF120 × 2
最大離陸推力: 8,363 N (853 kgf) × 2
巡航推力: 1,873 N (191 kgf) × 2
性能
最大巡航速度: 778 km/h(高度30,000 ft 420kt TAS)、マッハ 0.72 
最大有視界航行距離: 2,593 km (1,400 nm)
最大計器飛行航行距離: 2,185 km (1,180 nm)
燃料消費率: 3.3km/kg
最大運用高度: 13,106m (FL430)
離陸距離: 807 m (3,120 ft)
着陸距離: 694 m (2,500 ft)
最大上昇率: 1,216 m/min (3,990 ft/min)
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by pressaviation | 2015-04-28 22:15 | 飛行機話 | Comments(0)
 2015年3月20日毎日新聞の記事によると
去年、2014年10月、広島県と愛媛県を結ぶ「しまなみ海道」での
サイクリング大会で毎日新聞の取材ヘリがおこしたダウンウォッシュで
参加者2人が重軽傷を負った事故で
松山地検は3月20日、業務上過失傷害と航空法違反の容疑で
書類送検されていた毎日新聞のパイロットを
起訴猶予(不起訴処分)としたそうです。
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【写真:毎日新聞大阪ベースのEC135「きぼう」=JA30MP】
以下毎日新聞の記事から

 事故は昨年10月26日午前9時5分ごろ、
愛媛県今治市の来島(くるしま)海峡大橋で発生。
ヘリが航空法の定める最低安全高度(橋から150メートル)を下回る
約30メートルでホバリングしたため、車道上の滑り止め用マット
(重さ約13キロ)が飛んで自転車で走行中の会社員の男性(54)と
女性(46)=ともに埼玉県=に当たった。
2人は転倒し、男性は右手指の靱帯(じんたい)を
損傷する重傷、女性は軽傷を負った。

 愛媛県警伯方(はかた)署が先月4日に両容疑で書類送検していた。

 毎日新聞社長室広報担当の話 検察庁の判断を重く受け止め、
今後も社員教育を徹底するとともに事故の再発防止に向け
安全対策を講じていきます。
負傷されたお二人をはじめ、大会の参加者、関係者の皆様にご迷惑を
お掛けしたことを改めておわびします。
(引用終わり)

この毎日新聞の記事からはいまいち飛行状況が見えませんが
以前書いたブログの内容でいいのでしょうか?

松山地検は
「被害者の処罰意思、(毎日新聞の)補償状況、再発防止策等を鑑みた」と
しています。
おそらく、起訴されても100%ヘリのダウンウォッシュが原因というのは
証明できないでしょうが、最低高度違反などは撮影した写真や、
関係者などの話から明らかだったのでしょう。

ただでさえ風に弱い自転車、それに限った話ではありませんが
空撮では十分な配慮必要ということですね。
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by pressaviation | 2015-04-08 23:36 | 新聞 | Comments(0)

新聞、テレビに見る航空取材合戦。報道飛行機たちの活躍を気が向いたときに書くブログ。その他のヒコーキネタ、新北九州空港の話題も。


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