■□ほーどー飛行機□■Aerial news gathering
2024-03-19T16:30:38+09:00
pressaviation
新聞、テレビに見る航空取材合戦。報道飛行機たちの活躍を気が向いたときに書くブログ。その他のヒコーキネタ、新北九州空港の話題も。
Excite Blog
航空大学校 宮崎港のビーチクラフトH-18の危機
http://pressair.exblog.jp/33286729/
2024-03-19T16:29:00+09:00
2024-03-19T16:30:38+09:00
2024-03-19T16:29:37+09:00
pressaviation
飛行機話
ビーチクラフトH-18(JA5174/1988年12月22日登録抹消)が
保管されているのは、マニアックな航空ファンならご存知でしょう。
そのH-18が今月(2024年3月)末に格納庫を追い出されるそうです。
パイロット不足により1.5倍に増えた定員の訓練機増のための
スペース確保のようです。
【写真:CFサイトから/航空大学校宮崎校保管のビーチクラフトH-18】
スクラップの危機です。
尾輪式をのモデル18を前輪式にした最終系がH-18
もともと尾輪式なだけに、ちょういと違和感はありますが
この機体で双発免許を取ったパイロットは結構いるでしょう。
このH-18を残そうと、クラウドファンディングが立ち上がっています
元全日空のパイロットが発起人のようです。
能登半島地震復興のため、能登の空を飛ばしたいと言う趣旨のようですが
保管を日本航空高校(石川)にするつのりなのかな〜?
機体調査には航空局のYS-11を買取、修復。羽田-松山-石川まで飛ばした
経験があるエアロラボさん(大阪)が力を貸しているようです。
ただ飛ばすとなると、星型エンジンも外してアメリカでオーバーホール。
いろいろお金がかかります。クラウドファンディングも5500万円の設定。
なかなか厳しいですが、どーんと大口の寄付を。
https://camp-fire.jp/projects/view/736189
日本には、希少な期待を保存する文化もないですし、場所もありません。
航空博物館も成田は、野ざらし滑走路隣ですが繋がっていませんし
各務原も滑走路とは繋がっていません。
川崎系、自衛隊機など各務原ゆかりの機体が多いですね。
それはそれで、博物館として大切ですし、大きな格納庫があるのは評価できます。
小牧の博物館も、三菱の機体が多いですが、基本民間機の展示。
民間機・軍用機、ひっくるめて格納庫で展示できる博物館が西日本にもう一個ぐらい
会ってもいいよなぁ〜、空港の誘導路直結で。
飛んできて、そのまま登録抹消→展示とかね。
収益は、入場料に、大きな格納庫に現役小型機を有料格納、
博物館内からは抹消展示機に加え現役の機体が、眺められるような・・・
北九州空港のMRJ用に作った馬鹿でかい格納庫
半分は、海保が使っているようですが、もう半分航空博物館にしたいな〜
ねぇ北九州市さん!!どう?
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民間ロケット「カイロス」打ち上げ失敗 各社の空撮
http://pressair.exblog.jp/33284040/
2024-03-16T06:57:00+09:00
2024-03-16T06:57:57+09:00
2024-03-16T06:57:57+09:00
pressaviation
飛行機話
機体に備えた装置が不具合を検知し飛行中断措置がとられ爆破されました。
(2024年)13日午前 和歌山県串本町の発射場「スペースポート紀伊」で
リフトオフ直後に爆発した初号機、
在阪報道各社はヘリを飛ばし取材中だったため、
ネットなどでも生中継されていました。
【写真:MBS YouTubeより 画面左に中日「まなづる」】
MBS毎日放送のヘリ映像には、リフトオフ前後に、
中日新聞のBK117「まなづる」と毎日新聞/共同通信のEC135「きぼう」?が
映り込んでいました。
望遠レンズの圧縮効果で結構近く見えますが、実際は十分に距離・高度を
取っています。
【写真:MBS YouTubeより 画面右に毎日新聞EC135】
テレビ各局の中継を見て気になったのが、リポート。
おそらくラフな予定稿を持ち込んで、ヘリで読んでいたりするのでしょうが
爆発後も、状況把握に時間がかかり
そのことになかなか触れていない記者が何人かいました。
テレビ局の取材ヘリには機首、もしくは機体右側にカメラがついているので
リモコンカメラの操作席は右側。アナウンサーや記者も右側に座りモニターと
自分の目で見れればベストなんでしょうが、機体右側に座る仕様が多いです。
カメラマンもいろいろで、
燃えながら落ちていく固定燃料ロケットに気づいたカメラマンと
状況把握に数秒かかった方もいたようです。
NHKはズームアウトでしっかり捉えていましたが、
ABCは爆発後も画面上方を空けたサイズでした。
MBSはカメラマンもしばらく爆発後の煙をアップで撮り、
記者も「上空からはロケットが確認できません」とリポートしていました。
YTVはリポートも「・・・大きな炎を上げて機体がバラバラに・・・」と
緊迫感あるリポート。
カメラマンも落下する機体にすぐ気づき引いた後は、ズームインしていました。
新聞社では毎日新聞/共同通信共同運用機が手持ちビデオカメラで撮影
頑張っていい動画をアップしていました。
中日新聞の「まなづる」にはテレビ局仕様の防振カメラが付いていますが
どうやら操作していたのは中日新聞のかただったのかな?
日本も民間がロケット事業に参入する時代
今回の打ち上げ失敗は残念ですが、「カイロス」には
頑張って欲しいです!
ロケット打ち上げ、生で見ると音とその迫力に感動しますよ!!
【写真:MBS YouTubeより】
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KBCも自社所有へBK117D-3発注
http://pressair.exblog.jp/33278399/
2024-03-08T20:10:00+09:00
2024-03-10T19:41:36+09:00
2024-03-08T20:10:07+09:00
pressaviation
テレビ
発表されました。
【写真:奈多HP/KBC取材機=左 蛍光オレンジの褪色が進むと更新の印?】
これまでの西日本空輸所有機の占有ではなく、自社所有。
運行はこれまで通り西日本空輸のようです。
KBCの取材機は2002年導入のAS365N2。福岡の取材機の中ではRKBのB427(2000年導入)に続く古参機導入当時はエースヘリコプターと契約。エース廃業に伴い乗員ともども西日本空輸へ移管。九州の取材ヘリでは1番の大型機でした。
近年、衝突防止塗装の蛍光オレンジの褪色もすすんでいましたがANN系列流行の朝日新聞航空部の受託運航ではなく西日本空輸に運航委託、自社所有を選択したようです。
大阪・名古屋のANN系も局の自社所有、朝日新聞航空部の運行になったのでてっきり・・・KBCは2023年、持ち株会社化してステーションロゴも一新。どんなカラーリングになるか楽しみです。
福岡の放送局でヘリの自社所有は初となります。
TBSやテレ朝系東北局に続きBK117どんどん増えていきますねやはり円安の影響でしょうか? 【写真:KBC取材機AW365N2 導入当初はエースヘリ所有運行】
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読売機・中国設定のADIZ 緊張の海域を空撮
http://pressair.exblog.jp/33238924/
2024-01-30T22:31:00+09:00
2024-02-13T11:22:54+09:00
2024-01-30T22:31:25+09:00
pressaviation
新聞
海自の最新鋭護衛艦「みくま」と中国海軍の
ジャンカイ2級ミサイルフリゲート艦が対峙している写真を
自社機サイテーション560「みらい」で空撮しています。
【写真:読売新聞1月28日朝刊】
紙面によると、(2023年)12月下旬、4日間で6回フライトして
中国艦を捜索。
海保巡視船と、中国海警局の船舶の対峙する様子も撮影しています。
紙面によると「本社機は今回の飛行にあたって、中国が要求する手続きを
行わずに中国のADIZ内に入った。中国側からの妨害行為はなかった。」と
報じています。頼もしい限り。
【写真:東シナ海で海自護衛艦と対峙する中国艦を撮影した読売機C560「みらい」】
ただし「中国ADIZ外の沖縄県・宮古島付近の上空・・・『こちらは中国海軍艦」
『ただちに立ち去れ、ただちに立ち去れ』声の主は英語でも無線を発し、
中国ADIZ内を飛行する航空機を追い払おうとしているようだった。」
これは、尖閣付近の中国艦からなのかもしれませんね。尖閣諸島上空も
中国が一方的に設定したADIZに入ってますから。
今回、読売機は121.5Mhzの国際緊急周波数をモニターしていたと思います。
(韓国海軍艦艇のP-1へのFCSレーダー照射の際は、121.5Mhzと
船舶用の国際VHF156.6でも交信を試みましたが、民間機の読売機には156.6Mhzは
搭載してません)
かつて、東シナ海では中国が建設したガス田を読売・朝日・毎日機が空撮。
また朝日機は尖閣空撮時は「妨害機」と新華社通信に報じられたこともありました。
新聞・テレビが竹島空撮した頃もありましたし、
【写真:週刊読売 1977.2.26号「竹島上空緊迫の20分・竹島上空150メートル」】
2005年、竹島取材しようとした朝日560が、
韓国機にスクランブル(朝日機にその認識はない)されそうになったり。
1990年10月ロシア海軍の海洋投棄専用船「TNT27」が放射性物質を、
日本海で投棄するニュースを聞きつけた新聞各社が、
自社の所有機(朝日=千早、読売=よみうり133)で低空で当該船を撮影。
世界へ発信したこともありました。
海保や海自発表写真に頼らない、僻地の取材飛行。新聞社にしかできないことです。
読売の今回の記事、ルポものはやはり読み応えがありますね。
尖閣諸島上空はおそらく飛行自粛要請が出ているので、最近は取材飛行も
行われていませんが、
朝毎読3社が足の長いジェット機サイテーションを
保有している今の時代、バジー海峡ぐらいまで足を伸ばしてもらいたいものです。
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ほーどー飛行機年表(随時更新)
http://pressair.exblog.jp/21844722/
2024-01-28T01:22:00+09:00
2024-03-16T07:04:19+09:00
2014-03-17T21:24:26+09:00
pressaviation
ほーどー飛行機年表
・12月17日 ライト兄弟飛行機による有人動力飛行に成功■1910年(明治43年)
・12月19日 徳川大尉、日野大尉が日本初の動力飛行に成功・代々木練兵場
■1911年(明治44年)
・3月 日本初の飛行大会・大阪 朝日新聞主催
■1917年(大正6年)
・5月10日 東京日日新聞、 湯川写真部員が東京芝浦で墜落死。新聞社初の犠牲となる
■1922年(大正11年)
・1月 朝日新聞 計画部設置 航空事業を目的 後の航空部に(1926年)
■1923年(大正12年)
・1月11日 朝日が東西定期航空会をつくり東京〜大阪間の運航開始。事業部内に航空課設置(1月9日)!?
東京・洲崎飛行場、大阪・城東練兵場を基地とする
操縦士8人、機体8機(中島式5型・6機、伊藤式1機、白戸式1機)
新聞社の初めての機体は「朝日一号」中島式5型 J-TOBF
・2月22日 東西定期航空の「朝日十一号」が洲崎を離陸、三方原飛行場に着陸。その後東京へ戻る途中に遭難。3日後の24日箱根の明神ヶ岳中腹に墜落しているのが見つかる。島田武夫操縦士が新聞社パイロット初の犠牲となる。26歳。
・8月16日 第9回全国中等学校優勝野球大会 8機で祝賀飛行(民間航空他社の機体も参加)始球式のボールを初投下。
機体はサルムソン2A2「川崎号」。投下係は 写真班員 長谷川義一 操縦士は河内一彦
・9月1日 関東大震災 連絡・輸送にあたる
■1924年(大正13年)
・3月 毎日新聞が庶務部航空課を設置
操縦士3人、機関士兼整備士1人、機体2機で発足(スパット・エルブモン1機、ゾッピースパップ3型1機)
大阪・城東練兵場を基地とする
・7月 「春風」が日本一周飛行・日本航空株式会社(後の川西航空機)川西6型水上機をチャーター
■1925年(大正14年)
・7月25日 朝日訪欧機「初風」「東風」が出発〜10月27日ローマ着
■1926年(大正15年)
・7月17日 朝日新聞航空部発足 航空部は社長直属 初代部長は取締役 村山長挙 部員11名
(航空部として独立したのはこの時)
・8月 北海タイムスが飛行班設置(サルムソン2A2 2機)
・小樽新聞が航空部設置
・12月 電報通信社が航空部設置 操縦士1人、機関士1人(三菱10式艦上偵察機 1機)
■1927年(昭和2年)
・2月 新愛知新聞が航空部設立(ニューポール1機、三菱10式艦上偵察機1機、アブロ練習機1機)
・2月 名古屋新聞が航空部設立
・5月20日-21日 リンドバーグ大西洋横断無着陸飛行
■1931年(昭和6年)
・報知新聞航空部設立 操縦士3人、機関士1人(ユンカースA50 2機、ユンカースW33 1機)
・8月 東京空港(羽田)開港
・9月 満州事変 朝日、毎日機が連絡飛行で活躍
・10月5〜6日 ミス・ビートル号太平洋無着陸横断飛行
■1932年(昭和7年)
・2月 毎日新聞 ロッキード・アルテア導入
・5月1日 読売新聞航空課を設置 操縦士1人(電通兼務)機関士1人(電通兼務)
(サルムソン2A2 1機)
・8月 朝日新聞、毎日新聞がオリンピック写真速報を競う
■1933年(昭和8年)
・8月4日 高知新聞航空部設立 操縦士1人、機関士1人(愛知製2式水偵 2機)
■1934年(昭和9年)
・2月 朝日新聞が川崎C-5,A-6を導入
・5月 読売新聞 スチンソン・リライアントをアメリカで購入
デトロイト〜ロサンゼルスを空輸 単独アメリカ横断飛行、船積みされ日本へ
■1935年(昭和10年)
・11月 毎日新聞のアルテアがフィリピン訪問飛行
■1936年(昭和11年)
・1月 電報通信社と同盟通信社が合併、同盟通信社設立
・7月 読売新聞 メッサーシュミットbf108タイフーンをドイツで購入
8月1日 ドイツ五輪の開会式上空を祝賀飛行 パイロットは読売航空部 熊川良一郎
写真輸送を目的としたベルリンー東京3日間連絡飛行はソビエトの領空通過が認められず断念 船便で輸入
日本初飛行は9月23日
・12月 朝日新聞「鵬」がバンコク訪問飛行
■1937年(昭和12年)
・4月6日 朝日新聞亜欧連絡飛行「神風」が立川を出発、10日ロンドン着
・5月21日 「神風」東京に戻る
・7月 日中戦争で報道各社取材機中国大陸で取材飛行
■1938年(昭和13年)
・8月15日 読売新聞が航空課から航空部に
・8月20日 社告で読売飛行場建設、新鋭航空機3機購入、新式グライダー5機購入、パラシュート降下塔建設を発表
・9月1日 同盟通信社 航空部設立(乗員は日航委託)
■1939年(昭和14年)
・8月26日 毎日新聞 「ニッポン」号世界一周に出発、12月20日羽田に帰還
・9月 第二次大戦始まる
■1941年(昭和16年)
・12月8日 太平洋戦争始まる
■1943年(昭和18年)
・1月1日 大阪毎日新聞、東京日日新聞合併「毎日新聞」に
・7月7日 朝日新聞A-26(二号機)がドイツへ飛行中インド洋上で消息を断つ
■1944年(昭和19年)
・7月2日〜4日 朝日新聞A-26(一号機)満州で非公認世界周回記録を作る
■1945年(昭和20年)
・8月 終戦、新聞各社航空部解散
■1952年(昭和27年)
・朝日、毎日、読売、中日、産経の5社で新聞航空懇談会発足
・3月〜 新聞各社航空部再開 各社セスナ195を登録(JA3001は読売101号)
朝日、毎日、中日、産経は「航空部」読売は「機報部航空班」
・7月1日 羽田空港返還「東京国際空港」となる
■1954年(昭和29年)
・9月26日 青函連絡船 洞爺丸が台風で転覆、各社航空取材を繰り広げる
■1957年(昭和32年)
・1月 南極観測船「宗谷」に朝日新聞のセスナ「さち風」、支援船「海鷹丸」にベル47「ペンギン」が搭載偵察・記録飛行に活躍
■1959年(昭和34年)
・9月27日 伊勢湾台風被害を各社航空取材、救援・空輸も行う
■1963年(昭和38年)
・1月〜3月 38豪雪。薬師岳遭難事故で中部日本新聞、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞などが
自社機、チャーターヘリ含め過熱気味な取材合戦を繰り広げる
■1964年(昭和39年)
・6月16日 新潟地震
・10月10日 東京オリンピック開催・表取材始まる
■1965年(昭和40年)
・1月 中部日本新聞が中日新聞と改称
■1968年(昭和43年)
・1月 原子力空母エンタープライズ佐世保入港、各社航空取材合戦
・6月23日 小笠原諸島返還、各社硫黄島へ取材飛行
■1969年(昭和44年)
・12月14日 全日空のYS11と読売新聞のビーチクラフトC-50が神戸市の沖10kmの上空高度1万500f付近で接触 両機とも無事着陸
■1972年(昭和47年)
・沖縄復帰、各社取材機を飛ばす
■1975年(昭和50年)
・7月15日〜30日 朝日新聞「早風」サイパン取材飛行
■1976年(昭和51年)
・10月 朝日新聞がセスナ500サイテーション「はやて」を導入 新聞取材機初のジェット機
■1977(昭和52年)
・2月 読売新聞(西部)のビーチクラフト機が竹島を空撮 紙面と週刊読売にルポが掲載される
■1978年(昭和53年)
・新東京国際空港開港
■1979年(昭和54年)
・2月2日 サンケイ「おおぞら」が高高度から北方領土国後島を空撮
・5月28日 読売「よみうり123」が尖閣諸島・魚釣島に着陸取材、同島への着陸は初
(翌日 帰路、石垣空港を離陸した同機はエンジントラブル、半月近く修理のため足止め 現場でエンジン交換)
■1981年(昭和56年)
・11月 NHKのチャーター機が山形市の蔵王スキー場に墜落、1人死亡
■1983年(昭和58年)
・9月15日〜19日 朝日新聞サイテーション500「千早」が北京訪問飛行。新聞社機が中国に飛んだのは戦後初
■1984年(昭和59年)
・7月 毎日新聞のヘリと朝日放送のチャーター機が兵庫県明石市で接触し墜落。3人死亡
■1985年(昭和60年)
・6月 北海道新聞のチャーター機が北海道白滝村(現遠軽町)の山中に墜落、4人死亡
・7月 読売新聞初のジェット機 三菱MU300「よみうり128」導入
・8月12日 日本航空123便墜落事故 各社夜間飛行で墜落地点捜索 朝日新聞AS355「ちよどり」
報道機として最初に墜落地点を特定 燃える事故機を写真撮影
・12月 読売新聞 三菱MU300「よみうり128」がマーシャル諸島、ビキニ環礁取材飛行(翌年の正月用企画取材)
■1986年(昭和61年)
・1月30日 毎日新聞がヘリでリハビリ中の田中角栄元首相を空撮
・7月23日 読売新聞 三菱MU300「よみうり128」が羽田から新潟への訓練飛行中、佐渡島山中に墜落。乗員4人全員死亡
■1987年(昭和62年)
・8月 テレビ・ラジオ番組制作会社・テレコムサウンズのチャーター機が神奈川県茅ケ崎市沖の海上に墜落、2人死亡
■1989年(平成元年)
・毎日新聞ターボプロップ双発機パイパーPA42シャイアン2「フェニックス」導入
■1990年(平成2年)
・8月 NHKのチャーター機が沖縄県勝連町(現うるま市)沖の海上に墜落、4人死亡
■1991年(平成3年)
・6月 雲仙普賢岳噴火で各社連日取材飛行
■1992年(平成4年)
・6月 読売新聞のサイテーション560「YOMIURI133」がサハリン訪問飛行
・9月 朝日新聞のサイテーション500「千早」が北朝鮮訪問飛行
■1993年(平成5年)
・7月12日 北海道南西沖地震 各社航空取材
・11月19・21日 読売C560「YOMIURI133」がキッシンジャー元米国務長官を送迎
成田ー小松を往復 民間自家用機が成田空港に乗り入れたのは初
■1994年(平成6年)
・10月 朝日新聞と毎日新聞のヘリが大阪府泉佐野市で接触、朝日新聞のヘリが墜落し、3人死亡
・11月 フジテレビのチャーター機が鹿児島県奄美大島で墜落、2人死亡
■1995年(平成7年)
・1月17日 阪神淡路大震災で航空取材・空輸
・5月16日 オウム心理教 麻原代表逮捕 新聞5社通信2社が初の共同取材飛行
各社分担で上九から警視庁まで空撮。(テレビ機の調整は不調に終わっている)
■1996年(平成8年)
・4月 長野放送とテレビ信州のヘリが長野市で接触して墜落、6人死亡
・6月 朝日新聞 サイテーション560VウルトラJA001A「はやて」導入
■1998年(平成10年)
・2月 毎日新聞EC135「オオルリ」を導入。新聞社でEC135導入はこれが最初
・3月 朝日新聞創刊120周年企画「坂本龍一オペラ」取材で坂本氏とモンゴルへ「はやて」取材飛行(6月にも実施)
・6月 中日新聞初のジェット機リアジェット31A「おおたか2」を導入
■2000年(平成12年)
・7月 朝日新聞 MD Helicopters MD902導入 報道機初のノーター機 JA01AP「あさどり」
■2002年(平成14年)
・7月 朝日新聞 サイテーション560V アンコールJA002A「あすか」導入
■2004年(平成16年)
・3月 信越放送が取材飛行を依頼した中日本航空のヘリが長野県南木曽町の木曽川河川敷で墜落、4人死亡
■2006年(平成18年)
・3月 新北九州空港開港 毎日新聞北九州新格納庫運用開始
読売、朝日は北九州から福岡空港へ移転西日本空輸の格納庫を共同使用でヘリのみ収容。固定翼は大阪へ
読売新聞 通算4機目のジェット機サイテーション560(JA560Y)導入
・7月 朝日新聞「北極異変」企画で「あすか」アラスカへ取材飛行
■2007年(平成19年)
・3月 朝日新聞「地球異変」企画で「あすか」ツバルへ取材飛行
・11月 朝日新聞「地球異変」企画で「あすか」ヒマラヤへ取材飛行
・12月 オールニッポンヘリコプター所属のNHK取材用ヘリが静岡市葵区で墜落、2人死傷。フェリーフライト中
■2008年(平成20年)
・7月6日 青森朝日放送青森朝日放送、山形テレビ3局が合同で契約している小川航空のAS350が
火災を起こした海上自衛隊の護衛艦を取材の際海上に墜落4名死亡
■2009年(平成21年)
・7月8日 NNN系・福岡放送がBK117C2を運用開始。C2のテレビ取材機は日本初
※(関西テレビが83年にBK117A1=東亜国内航空運航を使用)
・7月22日 46年ぶりとなる国内陸地での皆既日食 中日、読売、毎日などがトカラ列島上空に固定翼を飛ばし撮影
■2010年(平成22年)
・11月 NNN・福岡放送のBK117C2が中国との緊張状態の尖閣諸島をHD防振カメラで空撮(HDではおそらく初)
・12月 朝日新聞向けのアグスタ109SP羽田の朝日格納庫で組み立て
■2011年(平成23年)
・3月 朝日新聞航空部 使用事業を開始
・3月11日 東日本大震災 各社取材飛行
毎日新聞EC135が仙台空港で給油待ちの際、地震発生。間一髪離陸し津波を逃れる
仙台の民放取材ヘリは津波で大破、飛行できず
NHKの仙台空港ベースの取材ヘリがテレビ局機で唯一離陸、津波襲来を全国に生中継
津波に襲われる仙台空港の毎日の写真とNHKの空撮中継映像は日本新聞協会賞受賞
・6月20日 朝日新聞アグスタ109SP命名式 命名「ゆめどり」
・12月 読売新聞・日本テレビ サイテーション560「みらい」を共同所有に変更 共同運用機となる
■ 2012年(平成24年)
・3月頃 朝日新聞のアグスタ109SPに新聞社のヘリとして初めて防振装置付きのENGカメラが搭載される
ジンバルはシネフレックス、カメラはSONY。収録のみに対応XDCAMデッキを搭載
・8月 毎日新聞が共同通信と共同でサイテーション525CJ2「希望」を運用開始
毎日新聞が運用する初のジェット機
■2014年(平成26年)
・1月 朝日新聞サイテーション「あすか」がマーシャル諸島・ビキニ環礁を取材飛行。核実験から60周年の企画用
・2月17日 読売、関東甲信越地方での記録的大雪で陸路が遮断された山梨県甲斐市(日本航空学園)に朝刊9000部を空輸
朝日も新聞空輸を実施。
■2015年(平成27年)
・5月 朝日新聞サイテーション「あすか」がモンゴル取材飛行。
戦後70周年の企画で旧ソ連の対日進行拠点の巨大基地後を空撮。
■2015年(平成27年)
・9月10日 茨城・常総市で鬼怒川が決壊。
・11月11日 MRJ 三菱リージョナルジェット初飛行 新聞各社は初飛行が予想される数日前から当番制で代表撮影
■2016年(平成28年)
・4月 熊本地震発生直後 拠点空港は朝毎読の固定翼、産経ヘリは北九州空港、朝読ヘリは福岡空港、
テレビ各社は福岡空港や西空の場外などを拠点に取材活動。地震直前の3月27日に福岡空港が「混雑空港」の指定を
受けたことも影響した。
・8月27日〜9月7日 朝日新聞が太平洋戦争が始まって75周年の企画「戦火の残響」取材でサイテーション560「あすか」を
サイパン〜ソロモン諸島まで飛ばし取材。紙面連載は同年11月〜
取材は4カ国・地域、74カ所。12日間の総飛行時間は41時間36分
・10月国際航空宇宙店で日本テレビ 中京テレビがそれぞれレオナルドとAW139発注趣意書を締結 自社所有へ
・12月3日 毎日機CJ2+「希望」が北方領土を北海道高空から空撮(赤外線スチルカメラも使用)プーチン大統領来日に合わせ。
◼️2017年(平成29年)
・3月 読売新聞が福岡空港での取材ヘリ運用を廃止。西部本社で主に運用していたEC135(JA03YP)コスモスは羽田へ
・4月 13日 朝日新聞が導入したAW169命名式 「あかつき」と命名。42倍防振TVカメラに新聞取材機で初のテレビ局向けFPUを搭載。大阪でABC朝日放送の予備機としても運用。
・5月 読売134号機 BO105Sが退役。ニュージーランドへ。福岡基地閉鎖で更新機無し読売はヘリ3機、固定翼機1機体制に
・8月 朝日のAS355F2「はつどり」が抹消。AW169導入で春には戦列を離れていた。カナダへ。
◼️2018年(平成30年)
・3月 29日中日新聞のリアジェット31「おおたか2」が登録抹消。オーストラリアへ売却。後継機は無く中日は固定翼の運用から撤退
◼️2019年(平成31年)
・3月 28日毎日新聞、共同通信 合同運用H135-T3安全祈願祭&命名式 登録番号はJA01MK 色はこれまでの青赤トリコロールに共同通信のコーポレート色「えんじ」が加わる。
(2019年1月11日 エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンRGで新規登録)
◼️2019年(令和元年)
・4月1日日本テレビが発注していたAW139 JA04AXが三井物産エアロスペースから移転登録 偽装をすすめる
・5月1日朝日、毎日、読売各社は新元号、令和初日の日の出をサイテーションで空撮。朝日は佐渡島の北70キロ付近、高度1万4000m
毎日は東京上空1万2000m、読売は静岡の上空1万3000mから。令和初日は全国的に曇りや雨。
・8月6日 第101回 全国高等学校野球選手権大会 恒例の始球式用ボール投下はAW169「あかつき」が担当。1回戦の誉のレフト坂又宗太選手が投下されたボールを
ダイレクトキャッチ。9回大会から続くボール投下、甲子園での直接捕球はおそらく初。(ほーどー飛行機調べ)
・10月12日 令和元年東日本台風(19号)で朝日川越ヘリポートが水没 多数のヘリが被災 修祓式間際の日テレAW139(JA04AX)も水没全損(2020年6月22日末梢)
◼️2020(令和2年)
・3月26日 福岡空港の混雑緩和のため福岡市東区に奈多ヘリポートが運用開始。Fukuoka VORTACのすぐ隣。
雁ノ巣飛行場跡地の一部。報道機は西日本空輸運行の福岡民放4局とANHのNHK機、朝日新聞のヘリも移転。
新ヘリポート着陸1番機はJA64NH、NHKの365。西空1番機はJA01CH、KBC機。朝日新聞のMD902は3月27日のフライインとなった。
・11月読売新聞航空部がInstagramを開設。読売新聞オンラインでは航空部の「操縦席からの景色」を掲載開始。動画では360カメラを駆使。
・12月中日新聞がBK117 D-3/H145を発注 東海テレビと共同使用予定
■2021(令和3年)
・春、朝日放送がB430を更新、AW169を自社所有し運用開始。JA06AY。運行は朝日新聞航空部。定置場は伊丹。
・4月日本テレビの新取材ヘリAW139(JA00AX)が運用開始 就役直前の2019年水没したJA04AXの代替え
・7月23日 東京オリンピック開会式 新聞ヘリは時間を分けて代表取材 テレビはOBSの1号〜6号(AS350B3)7号がNHKのAS365
開会式前にブルーインパルスが都内を編隊飛行 五輪を描く テレビ新聞各社高度を取りながら取材飛行
■2022(令和4年)
・1月24日 TBS取材ヘリにBK117 D-3/H145を朝日航洋が発注
・9月15日毎日新聞、共同通信 合同運用H135-T3 JA02MKの愛称発表「へいわ」
9月24日 北九州空港で安全祈願祭&命名式。カラーはJA01MKと同じ。
(2022年6月13日 エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンRGで新規登録)
■2023年(令和5年)
・3月2日 NHK広島の取材ヘリ オールニッポンヘリコプターのEC 135が岡山空港のスポットに着陸する際
ハードランディング。機体が損傷。カメラマンが擦り傷を負った。パイロット、整備士に怪我はなかった。
レジはJA37NH。広島ヘリポートを離陸後岡山県内の撮影のため給油のため立ち寄った。
・3月29日 名古屋テレビが購入した取材ヘリAW169の安全祈願が名古屋空港セコインターナシィナル格納庫で行われた。
機体は自社所有、運航は整備は朝日新聞航空部が担当する。それまでの中日本航空のB430からの更新、
運航会社も変わったためセコインターナシィナルの格納庫を使用。朝日新聞航空部が自社の拠点の無い空港での
機材受託運航は同機が初めてとなる。運用開始は4月1日から。(JA06LX)
・3月31日 読売新聞と日本テレビが共同で購入した新機材AW169(JA04YP)が組立を行っていた奈多ヘリポートから
伊丹経由で羽田へフェリー。(組み立ては西日本空輸)
4月2日の読売誌面で告知され、4月6日に三井物産エアロスペースから移転登録された。
カラーリングは日テレ取材機00AXの色違い。訓練と艤装を行い、本格運用は2024年4月。
・5月12日 中日新聞の新機材BK117-D3(JA04CP)の修祓式が名古屋空港で行われた。
同機は東海テレビと共同運用、防振カメラ、ADSアンテナを装備。東海テレビとの共同運用は
2022年に改修しTVカメラ伝送装置を装備した「まなづる」JA05CPに続いて2機目。
・10月 小笠原諸島 硫黄島で噴火活動、10月30日 毎日新聞 11月3日 朝日新聞、11月16日 読売新聞がそれぞれ自社の
サイテーションを飛ばし取材。
各社、自衛隊の硫黄島航空基地で給油支援を受ける。
・11月18日 毎日新聞ホームページで連載「パイロット・アイ」始まる。
『事件・事故・災害…。最前線の現場を飛行するパイロットの目線で、上空から「今」を伝えます』
初回はサイテーションCJ2「希望」での硫黄島噴火取材飛行。
・12月下旬 読売新聞が東シナ海に中国が一方的に設定した「防空識別圏」に軍艦を常駐展開している様子を
サイテーション「みらい」で取材。12月30日に対峙する、海自護衛艦「みくま」と中国ミサイルフリゲート艦の写真を撮影
翌年1月28日の朝刊1面トップと3面で取材ルポを詳報。
■2024年(令和6年)
・1月1日 令和6年能登半島地震 16時10分ごろ 石川県能登地方で発生 マグニチュード7.6
震源周辺各地で土砂崩れ、津波被害が発生。輪島市では大規模火災も発生 羽田・名古屋ベースの取材機が取材活動
新聞社は固定翼、回転翼機を投入。
・1月2日 17時47分ごろ羽田空港C滑走路(34R)で海上保安庁のDHC-8(JA722A)と札幌発のJAL516便が衝突
炎上。JAL機の乗客乗員379人は脱出し全員無事。海保機は5名が死亡、機長が大けが。海保機は能登半島地震の救援物資に輸送任務中。
新潟から取材を終え羽田に帰投中の読売C560は羽田クローズのため新潟空港に戻る。
・3月13日 民間衛星ロケット「カイロス」初号機打ち上げ和歌山県串本市で各社空撮 ロケット爆発の模様が生中継される
□■参考・引用■□
「翼よ あれがスクープの灯だ」鈴木五郎 著
「日本昭和航空史 新聞報道通信機編 モデルアート12月号臨時増刊」
「読売新聞百年史・百二十年史」「朝日新聞百年史」「毎日新聞百二十年史」
「朝日新聞航空部 2021カレンダー 自由の空へ 翼」
ほか
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羽田で海保機とJALエアバスA350が衝突炎上
http://pressair.exblog.jp/33211538/
2024-01-05T01:27:00+09:00
2024-02-01T05:11:32+09:00
2024-01-06T01:27:55+09:00
pressaviation
飛行機話
2024年、年始から災害に、痛ましい航空機事故と続いてしまいました。
【写真:JALの事故機JA13XJ 2023年12月】
2日の羽田での事故直後からLiveATCのHNDのATCを聴きました。
LiveATCではHNDの
TWRとTCAが交互にスキャンされた音声と
DelとGNDが交互にスキャンされた音声のファイルがダウンロードできました。
TWRとTCA・DelとGND、全ての会話が記録されているわけではないですが
管制の声、もしくはリードバックの声、その両方が聞けたりします。
報道発表された更新記録はタワー(TWR)のみのようですが
なぜグラウンドの音声も公開しないのかな?
海保の機体とGNDとを聞くと、もう少し情報が増えます・・・
TWRに移管される前、GNDは海保機に
「JA722A continue C-holding point」と言ってます?
これを聞くと、この時点ですでにC-5にたんでしょうか?
このGNDの交信から34秒後、GNDから「contact TWR」と指示。
で、TWRから"JA722A Tokyo TOWER good evening, No.1 ,taxi to holding point C5"
と指示・・・
JAL機の乗客は適切な誘導で怪我人だけで済みましたが
海保の機体に乗っていた5名が殉職されました、謹んでお悔やみを申し上げます。
※
#ATC TWR #ATC GND #continue C-holding point
#good evening, No.1 ,taxi to holding point C5
#"Line-up and Wait #"Taxi into Position and Hold"
#A350 Head-Up Display
#MLAT #SMR
#RWSL #VMS
【写真:国交省発表 事故時の交信記録(HND_TWR交信のみ)】
【写真:羽田C滑走路チャート ○がholding point C5】
【写真:JALの事故機JA13XJ 2023年12月】
【参考リンク:毎日新聞 連載 パイロット・アイ 羽田C滑走路へのC525の着陸(昼間)】
https://mainichi.jp/articles/20231226/k00/00m/040/158000c
【参考リンク:日経新聞の事故のまとめ・2024年1月時点】
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/haneda-runway-collision/
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中日・東海テレビ共同運用機BK117-D3就航
http://pressair.exblog.jp/32994515/
2023-06-08T00:06:00+09:00
2023-06-08T00:17:47+09:00
2023-06-08T00:06:51+09:00
pressaviation
新聞&テレビ
系列テレビ局の東海テレビと共同運用を開始していた
中日新聞航空部。
さらに、先日(2023年)5月12日
新機材BK117-D3の修祓式が行われました。
新機材のレジはJA06CP愛称は「わかづる」。
東海テレビのチャンネル番号はCX系唯一の「1」ですが
機体は中日新聞所有のためレジ連番、末尾もCPです。
で、運行開始を記念して、中日新聞航空部はグッズを制作
中日新聞航空部のTwitter DMで応募できます。
締切は(2023年)6月30日まで〜
トートバックが欲しい・・・
【写真:中日新聞社航空部Twitterから】
朝日新聞をはじめ新聞とテレビの共同運用も増えてきましたね
読売も日テレと共同運用の04YPを訓練中。
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JA04YP Leonardo AW169
http://pressair.exblog.jp/33094675/
2023-04-06T16:40:00+09:00
2023-09-13T17:30:14+09:00
2023-09-13T17:24:05+09:00
pressaviation
読売新聞所有機
【写真:2023年2月 @奈多ヘリポート】
【写真:2023年2月 @奈多ヘリポート/後ろは日テレ系FBSのBK117C-2】
読売新聞と日本テレビの共同所有機。
AW169としては量産58号機C/ N69158
レジは読売航空部のヘリの連番04YP(日テレが4chなのでそのまま04を使用)
日テレ取材機は末尾が局のコールサインからAXをつけています(ここは譲った?)
しかしカラーリングは従来の読売機の白地に赤・黒のラインではなく
濃紺と黒にゴールドのライン。
日テレのもう一機のAW139(日テレ自社所有・朝日航洋運行)の色違い
(ここはレジ譲った日テレの意向ですね)
読売新聞・日本テレビ共同運用機はサイテーション「みらい」に続いて2機目。
テレビ取材用の防振カメラ、マイクロ伝送装置などの艤装を行った後
2024年春から本格運用予定。
ADSアンテナは前後に付く模様。
169のこの仕様だと引き込み脚は出しっぱなしで固定になりそう
139は引き込めるんですが・・・メーテレ機もそのようですし。
■2023年5月 JA04YP レジ予約
■2023年2月2日 三井物産エアロスペースで登録
機体の組み立ては奈多ヘリポートの西日本空輸
■2023年3月31日 引き渡し。奈多ヘリポートから羽田へフェリー(伊丹経由)
MAX GROSS WEIGHT 4,600 kgINCREASED GROSS WEIGHT* 4,800 kg *available as a kitPOWER PLANT — 2 x Pratt & Whitney Canada PW210A series with turboshafts with FADECOVERALL LENGTH* 14.65 m *Rotors turningOVERALL HEIGHT* 4.50 m *Rotors turningROTOR DIAMETER 12.12 m
CAPACITY — Crew 1-2, Passengers up to 11 MAX CRUISE SPEED* >268 km/h *Clean configurationHIGE (ISA, MTOW) >4,400 mHOGE (ISA, MTOW) >3,350 m
MAX RANGE (ISA,MTOW)* 820 km *at @5.000 ft, no reserve, standard fuel systemMAX ENDURANCE (ISA, MTOW)* 4 h 20 min *at @5.000 ft, no reserve, standard fuel system
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読売新聞・日テレ新取材機AW169 引き渡し
http://pressair.exblog.jp/32937269/
2023-04-02T15:34:00+09:00
2023-04-03T23:02:57+09:00
2023-04-02T15:34:28+09:00
pressaviation
新聞&テレビ
イタリア・レオナルド社の新鋭中型ヘリAW169
製造58号機はI-RAIQでイタリアで登録後
日本に運ばれ福岡・奈多ヘリポートの西日本空輸で組み立て
(2023年)2月ごろからエンジンランナップなどを行ってきました。
【写真:2023年3月31日奈多HPを離陸する JA04YP JA00AXと色違い】
(2023年)3月30日には奈多テストフライトの様子が見られたようです。
翌3月31日には伊丹経由で羽田へフェリーされて、
4月1日スカイツリーや汐留の日テレ本社上空で写真撮影が行われています。
04YP(新鋭機AW169)と00AX(日テレAW139)、03YP(読売EC135の
3機での都内フォーメーションフライトだったようです!
00AXは機体が日テレ所有、運行は朝日航洋
04YPは機体が読売新聞と日テレ共同所有、運行は読売新聞航空部となります。
【写真:読売新聞(2023年)4月2日 1面から】
レジは読売航空部のYPが末尾につく04YP。
たまたま日テレが4チャンネルなので良かったですね(03YPはEC135)
レジは読売に譲ったので??カラーリングは日テレの意向でしょう、
日テレ取材機の00AX(こちらはAW139)と同じデザインで色違いの青。
なかなか鮮やかで綺麗なカラーリングです。(上空での視認性は気になりますが・・・)
まだ、ADSアンテナや、防振カメラの艤装はされていないので
乗員の訓練飛行をやりつ艤装することになるでしょう。
テレビ取材機は引き渡しから艤装、就役するまで1年ぐらいかかりますからね
本格稼働は来年4月から本格稼働だそうです。
気になるのが、引き込みきゃぅ
169は空港での取り回しが楽なホイール引き込み脚ですが(スキッドのオプションもありますが)
どうも固定なようです。
朝日新聞の防振カメラ付きAW169(JA04AP)もしばらく足を出しっぱなしで
フライトしていましたが、その後引き込みできるようになっています。
朝日機の伝送アンテナは可倒式のADSアンテナを胴体下部に1つ搭載していますが
JA04YPはおそらく前後、もしくは左右にADSアンテナを搭載、
機首右側に防振カメラを装備すると思われます。
ランディングギア出しっぱなしか、引き込み式にできるのか?
出しっぱなしは個人的にはカッコ悪いかなぁ〜(エアーウルフ世代なので)
JA04YPの導入で、日テレのB430(JA01AX)と読売新聞のAS365(JA01YP)も
来年には退役ですかね。
最近は01AXに蛍光オレンジの高視認塗装もくたびれてきていますし・・・。
三井物産エアロスペース×レオナルド。AW機、日本でますます増殖していきそうです。
しかし、AW169。音が静かでびっくりします。(静かですよね?)
【写真:読売新聞オンラインから 日テレ本社上空の04YP(上)と日テレ所有機00AX】
【写真:読売新聞オンラインから 04YP(下)と日テレ所有機00AXは色違い 00AXの運行は朝日航洋】
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読売・日テレ共同運用機 組み立ては西空
http://pressair.exblog.jp/32924174/
2023-03-18T08:08:00+09:00
2023-04-03T06:10:31+09:00
2023-03-18T08:08:55+09:00
pressaviation
新聞
まだ引き渡し前ですから登録者は三井物産エアロスペース。
定置場が福岡市の奈多ヘリポートになっています
なので、西日本空輸が組み立てを行っているようです。
【写真:組み立て中 読売新聞・日テレ取材機 JA04YP@福岡・奈多HP 2023年2月16日】
カラーリングはすでにお伝えしたように
日テレのJA00AXと色違いのブルー基調。
日テレロゴと、読売の社旗はまだついていませんが
00AX同様金色で日テレロゴは描かれるでしょうが、読売新聞の社旗はつくのかな〜?
読売新聞所有機は全て社旗がカラーで描かれていますが、
04YPでは金色で「読売新聞」のロゴになるのでしょうか?
すでにエンジンは回しています、試験飛行もそろそろですかね。
西日本空輸でカメラ、電装装置の艤装もやるのか?
別のところでやるのか??
初めての日テレ・読売新聞共同運用ヘリちょいと注目しましょう。
2002年5月登録の読売のAS365「シリウス」も04YP就役で退役ですかね〜
ドーファン2かっこよくて好きですが・・・
あっ!04YPの名前は何になるんでしょう?
読売機は「シリウス」以降社内公募のようです
日テレ取材機には名前はついてないですけれど。どうなりますかね?
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NHK取材ヘリハードランディング 岡山空港
http://pressair.exblog.jp/32910618/
2023-03-02T16:15:00+09:00
2023-03-11T06:21:42+09:00
2023-03-02T16:15:10+09:00
pressaviation
テレビ
EC135T2(JA37NH)が着陸の際機体を損傷する事故がありました。
報道によると(2023年)3月2日午前10時40分ごろ
岡山空港で、給油のため着陸しようとしていた際
機体がバランスを崩し、スキッドがハの字になり機体を損傷しました。
1番スポットには機体の部品が散乱し同スポットは閉鎖されたようです。
滑走路の閉鎖はなく、他の航空機の運行に支障は出ていません。
【写真:P.A.:事故機と同型機 NHK取材機 EC135】
山陽放送の空港情報カメラの映像を見ると北東側の誘導路から
ホバりながらスポットに入る様子が撮影されていますが、
特にふらつくでもなく、異常はないようですが
画面からフレームアウトした直後、
3、4mぐらいの高さからハードランディングとなったようです。
広島へリポートを離陸した同機は給油のため岡山空港に
着陸するところだったそうです。
乗っていた機長、整備士、カメラマンのうち
カメラマンが擦り傷を負ったそうです。
事故当時岡山空港では瞬間最大風速10mを超える風が
吹いていたそうです。
EC135は車輪式ではなくスキッド式の着陸装置のため
スポットまでホバータクシー中でした。
写真を見ると、機体左側のスキッドが折れ胴体が
地面に接しているようです。
胴体後部のADSアンテナと機体左側前方スキッドに
付けられている防振カメラも、破損しているようです。
【写真:事故機はP-3からスポットNo.1に進入、給油の予定だったか?】
NHK取材機EC135の事故としては2007年静岡ヘリポートで
テイルローターコントロールロッドの破断で墜落
1名死亡1名重賞を負う事故がありました。
【写真:オールニッポンヘリコプターホームページより】
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読売新聞・日テレ機 もうすぐ到着?
http://pressair.exblog.jp/32868529/
2023-01-14T02:04:00+09:00
2023-01-14T02:04:45+09:00
2023-01-14T02:04:45+09:00
pressaviation
新聞
先月12月の三井物産エアロスペースの卓上カレンダーは
日テレの新鋭機AW139(JA00AX)でした〜
【写真:三井物産エアロスペース2022年12月卓上カレンダー】
この00AXと色違いで同じデザインのAW169が
イタリアで試験飛行していたようです、
こいつが読売新聞・日本テレビが共同購入&運用することになる
JA04YPですね・・・多分。(JA01AX=B430を更新)
機体カラーは赤じゃなくて、青かぁ〜〜〜〜
窓に描かれた番号を見るとAW169 #58番目の機体のようです。
日本のレジの予約状況をみると、2023年1月の登録予定のようです
もうすぐ日本にやってくる?
まぁこれに防振カメラ、アンテナを艤装しないといけないので
運用開始は年末ぐらいでしょうか?
【写真:JETPHOTO / by Gianluca Galli/日テレ機材JA00AXと色違い】
機体右側を写した写真を見ると、後部キャビンの窓が開くのは
後ろから2番目の窓だけ?
キャビン前列はテレビカメラ機材のコンソール
その後ろがテレビカメラマンの席、
スチールカメラマンも同乗するとなると最後尾右側の席。
後方の小さな窓も、開閉できるしていた方が
スチールカメラマンは嬉しいと思うんですがどうでしょう?
耐空検査前に・・・
朝日新聞、ABCの169も開かないようなので必要ないのかな〜
ほーどー飛行機界も(そんな界隈があるのかどうか?)新聞、テレビ
共同運用が増えてきました。
朝日新聞が名古屋でテレビ局のヘリ飛ばし始めたり
中日新聞のC-2に防振カメラとアンテナがついたり・・・
今年はいろいろ動きがありそうです〜
最近気になっているのは中日新聞^_^
今年もよろしくお願いいたします。
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YTV読売テレビ 新取材ヘリは「てんてん」
http://pressair.exblog.jp/32918084/
2022-10-11T05:42:00+09:00
2023-03-11T06:14:37+09:00
2023-03-11T06:11:08+09:00
pressaviation
テレビ
読売テレビの新取材ヘリAS365N3+(JA100Y)が
(2022年)10月1日運用を開始したようです。
社内公募でつけられた名前は「てんてん」
クールでかっこいいドーファン2の割には
可愛らしい名前ですが、10チャンネルを大事にする
YTVらしいと言えますね。
【写真:読売テレビ 新取材ヘリAS365N3+JA100Y「てんてん」】
以前のベル430(JA010Y)は「とぶぞう」って名前でした。
430同様、中日本航空の所有で、読売テレビが専有契約を結んでいます
ドーファン2はテレビ朝日、仙台放送、九州朝日放送、東海テレビなどが
取材ヘリとして使用していますが、
同じ中日本航空が運用している東海テレビの(JA21DF)と同じく
機首右側下部に防振カメラを装着。
ADSアンテナは左側がスライドドア下部
右側がテールブーム付け根に装着。
旋回時に死角がないようにいろいろ考えれいるんだね〜
胴体に書かれている「ytv」のロゴが大きすぎて
ちょっと「utv」に見えちゃいますが、
紺色と黄色のカラーリングはかっこいいですね!
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毎日新聞・共同通信 新鋭ヘリ 愛称は「へいわ」に決定
http://pressair.exblog.jp/32756617/
2022-09-15T23:07:00+09:00
2022-09-15T23:19:37+09:00
2022-09-15T23:07:25+09:00
pressaviation
新聞
一般公募で決まった名前は「へいわ」
【写真:毎日紙面(2022/9/15朝刊)】
(2022年)9月15日の毎日新聞紙面によると
「・・・ウクライナ情勢なども背景に平和を求める機運が
愛称応募にも反映されており、両社の審査で選定しました」
とのことです。
カラーリングは、JA01MK「はばたき」と同じく
これまでの毎日機カラーの赤・白・青に加え
共同通信の「えんじ」のラインが入ったものになっています。
報道取材機で「へいわ」の名前がつくのは初めてかな?
1951年(昭和26年)にGHQが日本での民間機の飛行を認めてすぐ
8月15日、16日に読売新聞が台湾の航空会社からDC-3をチャーターし
著名人を乗せて日本一周飛行を行いましたが
そのチャーター機が「よみうり平和号」と名付けられました。
これは、短期間のチャーター機だったため取材機ではないですね。
【写真:読売・1951年GHQの民間機飛行解禁後に読売がチャーターしたDC3「よみうり平和号」】
毎日新聞・共同通信の新鋭機「へいわ」の配備は
北九州空港になるそうで(2022年)9月24日に
安全祈願祭・命名式を行うそうです。
現在北九州にはJA20MP「きぼう」が配備されていますが
玉突きで、羽田のバックアップ機になるのかな?
羽田配備だった最古参EC135「おおるり」JA10MPは
前月(2022年8月)末に売却されaero labさんの所有になっています。
毎日新聞は旧北九州空港時代から北九州に格納庫を置いています
朝日新聞は奈多ヘリポートでMD902を運用中
読売新聞は2017年3月で福岡から取材樹撤退、
西部本社での運用をやめています。
あっ、8月「JA03MK」のレジがH135で予約登録されていますね!
これも毎日新聞・共同通信の機体ですね
2024年10月登録予定だそうです。
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JA02MK AIRBUS HELICOPTER H135-T3 「へいわ」
http://pressair.exblog.jp/32756623/
2022-09-15T22:08:00+09:00
2023-09-13T17:25:00+09:00
2022-09-15T23:16:15+09:00
pressaviation
毎日新聞所有機
◾️2022年9月24日 安全祈願祭・命名式(北九州)
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