新潟中越沖地震を伝えたEC135墜落

12月9日、静岡ヘリポートの南西500メートルにある池に、
オールニッポンヘリコプターのEC135T2が墜落。
乗っていたベテラン機長が亡くなり、女性整備士が重症を負った。

テールローターに何らかの異常があったようだ。

このヘリは普段NHK新潟放送局が取材ヘリとして使っていて
7月の新潟中越沖地震の際も活躍した。
煙を上げた原発の映像をいち早く撮影し、原子炉本体の火災では
ない事を伝え、安心させたのも、おそらくこの機体ではなかったかな・・・

この日は年1度の耐空検査を受けるため大阪へ向け、
午前10時ごろに東京ヘリポートを離陸。静岡へリポートで
給油する直前だった。大阪まではあともう少しだったのに・・・

機長のご冥福と整備士さんの回復をお祈りいたします。。

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新聞では毎日、読売、中日、産経、
テレビではNHK、テレ朝、SBS、テレビ静岡、KTVなど
多くの報道機関が使っているEC135。
日本での墜落事故は始めてだ。

事故機は2002年12月に製造、飛行時間は約1390時間。
耐空検査証の有効期間は来年1月8日まで。

事故直前、ヘリから静岡ヘリポートの会社に

「ラダーの調子が悪い。着陸する」と

連絡があったそうだ。
消火準備の必要性を尋ねると、

「用意して下さい」と

返答があったそうで、着陸も難しい状況だった事がうかがえる。

現場付近にいた人が墜落様子をビデオに撮影し
入手したTBSで放送された。

素人ながら、それを見ると
ホバリングに近い状態から回転しながら落下している。
一部新聞に「ゆっくり螺旋状に回転」との記事もあったようだけど
かなりの速さで回転している。

機長も報告しているようにテールローターに異常があったのは
間違いないようだけど、
ビデオをスローで見ると、
事故機は(上から見て)機体が反時計まわりに回転して
落ちているように見える。。
EC135のメインローターの回転方向がわからなかったので、
手持ちの写真でメインローターの羽の取り付け方向を見ると
メインローターは反時計まわりのようだ。
つまり、事故機はメインローターと同じ方向に機体が回転??

テールローターが原因の事故でよく聞くのが
壊れてラダーが効かなくなり、ぐるぐる回転しながら落ちる事故。
この場合だとメインローターが回転する反対の方、
135だと時計回りに機体が回転する(?あってるかな?)はず。。

今回の事故はテールローターが効かなかったんじゃなくて、
効きすぎ???

当時風は弱く2,5mだったそうだ。
事故調は事故機を回収して調査する。


※EC135は従来のテールローターではなくてファンのようなフェネストロンタイプ。
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by pressaviation | 2007-12-11 11:58 | テレビ | Comments(0)

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