初飛行
2007年 10月 20日
「初飛行」
787はスケジュールの遅れから延期になり、納期も
大幅に遅れるようだけど・・・
日本のP-X(次期固定翼哨戒機)は9月28日に
初飛行に成功。
航空自衛隊岐阜基地で川崎重工の手によって行われた。
リベットの品質問題なんかもあったけど、開発は順調なようだね。
初飛行は9月28日午前9時38分離陸。
国産ジェットエンジンもいまどきの控えめなエンジン音なようだ。
機体サイズはP3Cより少し大きいはずなんだけど、ちょっとこぶりに
見えるのはカラーリングのせいかな?
離陸の瞬間は周りから拍手が起こった(パチパチ!)
このサイズで4発ジェットというのは珍しいけど、哨戒任務中は
2発を止めて燃費を稼ぐらしい。
初飛行はおよそ1時間。
報道によると
初飛行を担当した川崎重工、関戸機長は飛行後、
「かつて経験したことのないほど極めて安定した機体であり、
(国産の新開発)エンジンも順調で、計画通り完ぺきに飛行できた」と語った
そうだ。
防衛省は「XP1」の型式名称を与えたそうですけど、
という事は「P3C」の後継機は「P1」という事ですな〜。
今後も、岐阜基地で飛行試験を行い、納入は平成20年中。
この機体、エンジンも国産(IHI製・国産初のスラストリバーサー付)で
新開発だけど、操縦装置が世界初のフライバイライト(ナンジャそりゃ)
フライバイワイヤは油圧ではなく電気信号で操縦系統を制御するけど
電子機器満載の哨戒機では危機への影響をなくすため
光ファイバーを利用しているそうな。
こっそり凄い技術を使ってますな。。
さて、好調の川崎重工P-Xの次は部品の多くを共通化している
C-X。
こちらも初飛行もうまく行くといいね^ ^
ついでに旅客機も作っちゃえばいいのに・・・三菱より早く^ ^;