西日本初!ドクターヘリ高速道路に着陸、救急搬送

【訂正・2007・7・21】
6月28日の事故当日の放送でテレビ数社が
「高速道路へのドクターヘリ着陸は日本初」と伝えていました
それを受けて私も「日本初」と書いてしまいました。。
記事を書きながらNNN系のニュースが「関西以西では初」と伝え
翌日の新聞はノータッチで記事も無かったので「?」と思っていました。。
その後いろいろ調べてみると、2005年6月18日に東名高速道路で
起きた事故に出動した静岡のドクターヘリが本線上に着陸したのが
日本初のドクターヘリ高速道路着陸でした。。訂正しますm(_ _)m



6月28日、午前11時20分ごろ、佐賀県基山町の九州自動車道上り線
93.1キロポスト付近で、普通乗用車が横転
乗っていた男女2人が閉じ込められけがをした。
佐賀県警高速隊が付近の高速道路を通行止めにし(上下線だったようだ)
ドクターヘリの出動が要請された。
女性1人を搬送するため、久留米大学病院に配備されている
ドクターヘリが、現場近くの
高速道路上に国内で初めて着陸
して、
けが人を搬送した。(機体は JA005W)
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久留米大学病院のドクターヘリは2002年2月から運用され
機体はBK117-C1、昨年度は、1年間で306回出動。
西日本空輸が運行している。

長年の懸案だった高速道路へのドクターヘリ着陸
救急ヘリ先進国ドイツでは当然のように高速道路に着陸して
けが人搬送に当たっているが、日本では旧道路公団が反対
他の車や、周辺に危険が及ぶとして警察の理解も得られていなかった。
ドクターヘリ配備の機運が高まるにつれて、高速道路への
着陸も徐々に認められ、道幅が広い場所などが
着陸ポイントに指定され始めていた。

久留米大学病院のドクターヘリも
2006年10月1日から、今回事故が起こった九州自動車道
太宰府IC〜久留米ICの区間で高速道路上に着陸し
救命・救急活動が行えるようになった。
この区間は上下線とも3車線で道幅が広いので比較的着陸も
簡単で、安全と判断されたからだろう。

でも、映像を見ると、2車線と路肩のスペースが有れば
ヘリが着陸できる幅は十分足りているように思う。
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2003年6月23日、東名高速道路でおきた4名が死亡し13名が
重軽傷を負う多重玉突き衝突事故では上下線の通行が遮断され
ドクターヘリの機長が高速道路場への着陸が
可能と判断したが旧日本道路公団が道路上の着陸を拒否
愛媛(MD900)と静岡(EC135)の2機のヘリが最大11分間の
上空待機し、救急救命活動が遅れたとされる。

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この久留米のドクターヘリを運行している西空は
福岡の民放4局の取材ヘリも運航している。
その事もあってか?確認できているだけで3局が
国内初の高速道路上のドクターヘリ着陸を取材、夕方のニュースで放送した。

c0015444_2242129.jpg

ドクターヘリの法整備も進む中、(関西以西で)はじめて行なわれた高速道路本線上への
着陸。今回はたまたまヘリが着陸できる区間での事故だったし
訓練も昨年行なったばかり。いい条件が揃った環境だったと思う。
ドクターヘリの真の実力は高速道路上はもちろん、
街中の道路にも救急車と同じ様に現場そばまで行き
救急搬送を行なうことだと思う。

はじめての高速道路上への着陸、救急搬送
「ヘリにとっては簡単な着陸だが、
日本のドクターヘリにとっては大きな飛躍だ」と言えるといいな。

今回、事故にあった2人とも命に別状はないそうです。
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by pressaviation | 2007-06-28 20:07 | 飛行機話 | Comments(0)

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