「潜水艦とタンカー接触」夕刊は朝日ガンバル。
2006年 11月 21日
21日午前9時50分ごろ、宮崎県日南市の東約50キロの海上で
海上自衛隊の練習潜水艦「あさしお」(2500トン)と
中国に向けて航行中のパナマ船籍のタンカー
「スプリングオースター」(約4000トン、乗組員17人)が接触した。
潜航訓練中の「あさしお」は航行音が聞こえ無くなったため
浮上し始めたが、再び航行音が聞こえた為潜航。
その際に後部のかじが相手の船底に接触したようだ。
「あさしお」は後部の縦舵(じゅうだ)が変形している。
一方、タンカーの乗組員は
「現場付近の海域で衝撃を感じたが他に船舶を認めなかったので
航行を継続した」と話している。
潜っている潜水艦は見つけられないよね・・・
しかし、潜望鏡はどうしたのかな?
タンカーはそのまま航行しているところをみると
「あさしお」の事故後の確認作業も出来てないんじゃ無い??
新聞各紙はヘリを飛ばし日向灘の「あさしお」を探しまわったようだ。
朝日、読売共に福岡からヘリを飛ばしている
現場まではおよそ1時間半。。探しまわっているうちに2時間・・・
といったところか?
1時過ぎに油津港沖で「あさしお」をとらえている。
1時過ぎだと夕刊遅版の締め切りギリギリだ。
ついでに言うと燃料も補給しないとね、そんなに
余裕は無かったんじゃないかな?
秀逸は朝日。
事前もしくは撮影した写真の送稿前に
カメラマンに艦尾の縦舵(じゅうだ)が損傷していると
情報を伝えられたのか、もしくは上空での目視で見つけたのか
夕刊には艦尾から撮った「あさしお」の写真を掲載。
油津港沖30キロでとらえた読売の写真は
右舷前方からの写真。艦尾の損傷の様子は解らない。
現場にいち早く着く事も大事だけど、
取材機に速く正確な情報を伝えたり
現場で注意深く現場を観察する事が大事なんですね。
締め切り、残燃料など制約がつくと大変な事なんでしょうけど。。
事故はけが人が出なくて幸いでした。
11・22 AM1:32 追記
読売の夕刊遅版を見ました・・・後ろの損傷した舵のアップが
切りにこみで掲載されてました、が
全景に写りこんでいたものを拡大したようにみえますなー
どの時点で艦尾損傷の情報を得たのでしょうか?
撮影時点ではその情報は得ていないようなアングルでした??
いかがですかな?
11・22 PM13:00 追記
朝刊紙面は各紙一面で報道。
読売は21日午後4時過ぎにもう一度ヘリから写真撮影を
行なって、損傷した艦尾をアップで掲載している。
やはり、後から艦尾の損傷の情報が入ったようですね。
写真の構図は迫力あります。
写真:読売ヘリから21日16時過ぎ