よみがえるある機長と児童達の遊覧飛行(^ ^)
2006年 04月 13日
多いけど、今日ちょっといいお話をハッケ~ン!
で、ご紹介します。
1958年のある日、宮城県の学校(現在の西多賀養護学校)に
伝書鳩が迷い込み、学校関係者が「東京の飼い主に届けてほしい」と
全日空に空輸を依頼したところ、
麻田正機長操縦の飛行機で無事に送り届けられたそうだ。
これがきっかけで、麻田機長と学校の子供たちの交流が始まり
麻田機長は子供たちを元気づけようと、遊覧飛行を約束。
会社を説得して63年4月、自ら操縦する飛行機に生徒50人を乗せ、
東北の遊覧飛行が実現。
今回、学校の創立50周年の記念誌編集をしていて43年前の遊覧飛行の
新聞記事が見つかり、全日空に問い合わせたそうだ。
麻田機長は遊覧飛行の4年後、病気のため46歳の若さでで亡くなっており
全日空の社史にも残っていない話。
そこで全日空の社員が麻田機長の遺族を捜し出し、当時の様子が判明し
社内のホームページで紹介したところ、大きな反響を呼んだという。
これをきっかけに43年前の遊覧飛行を再現しようと
社内にボランティアグループが作られ、会社も全面的に協力することにした。
フライトは、21日にチャーター便で行われ西多賀養護学校の27人の
生徒が、2回に分けて全日空機で仙台空港を出発、
東北地方の遊覧飛行を楽しむそうだ。
当日は全日空のボランティア150人も参加するそうだ。
新聞記事によると、
「63年4月29日、自ら操縦するプロペラ機に50人を乗せて空の旅を実現させた。」
とあるから麻田機長の機はYS11かな~、
F-27??コンベア440???は50人乗れないか・・・
何だったのかな~?
まっ、そんなことはともかく、いい話じゃありませんか。
【追記:2012/11/16】
ANA麻田's メモリアルフライト