海上保安庁はなんでUS-1を導入しないの?

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先日、羽田のILS電波障害で離陸待ち大渋滞した時に、

海保のガルフストリームが、その渋滞の中にいた。

「羽田空港の西の端の格納庫からA滑走路の東の端まで

ずいぶん時間がかかるんだろうな〜、一番近いB滑走路が

工事で閉鎖中だから、西の端に格納庫がある、海保や新聞各社は

イライラするだろうな〜」

なんて事を考えてた。

「周りが海だから、US-1(海上自衛隊の救難飛行艇ね)だったら

滑走路が閉鎖しててもすぐに離陸できるのに・・・・」

そうだ!なんで海上保安庁はUS-1を使わないの????

特救や海猿乗せて行けば早く現場につけるよ〜

まあ、予算が少ない海保にとっては、べらぼうに高い機体に運用コストなんですけれど




そう思いません?

US-1って飛行艇は結構世界に誇れる飛行艇だと思うんだけどな。

原型の対潜哨戒機PS-1飛行艇は陸上には着陸できなかったけど、

(海上におりてスリップを使ってノソノソ陸に上がる)

改良されたUS-1はそのまま滑走路にも着陸できる。

飛行場の無い離島の急患移送や、海難事故にはもってこいじゃない!

速度は490km/h、ヘリより早いし、航続距離は4000km以上(US-1A)

なんでこれを海上保安庁が導入しないのか不思議だよ。

アメリカの沿岸警備隊に売り込んでもイイくらい。

最近海上自衛隊に納入された、US-1A改は、大変身!
(Bとかじゃなくて”改”ってところが新明和工業の前身、川西航空機が
かつて作った紫電改を彷彿させていて、なかなか自社の歴史を大事に
する会社だなと思うのです。ハイ。)
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プロペラは今風。コックピットもグラス化。

操縦系はフライバイワイヤ!

”改”どころの話じゃなくなってます。

救難機だけじゃなくて、消防飛行艇としても使えば、

用途はもっと広がるはず

以前どこかの島で座礁したタンカーが何日も燃えていたけど、

消化剤混ぜた海水で空爆すればいいし、

山火事でも絶対使える。日本は広い湖があまりないから、

真水と言う訳には行かないだろうけど、海水でも問題無いよね〜(?)

昔PS-1を1機改造して実験もしているんだし、
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海上保安庁や、東京消防庁(離島の救難輸送でも)なんかは

導入する価値はあるんじゃないかな。


元は対潜哨戒機だったけど、だからと言って海保が

導入できないなんて事は無いよね。

YS-11もそろそろ限界だろうし、ガルフストリーム、

ファルコンじゃ〜、捜索は出来ても救助は出来ない。

消防艇の機能も付ければ立派な多用途機、是非導入してほしい。

さかのぼれば川西の二式大艇から日本は飛行艇作りは得意、

こんないい飛行機を海自の救難機だけで終わらせるのはもったいない。


この前のフランスでのエアーショーでもこじんまりと

売り込みをしたとかしないとか・・・(武器輸出にはならないでしょ)

頑張れ!新明和US-1A改。
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by pressaviation | 2005-10-23 03:11 | 飛行機話 | Comments(0)

新聞、テレビに見る航空取材合戦。報道飛行機たちの活躍を気が向いたときに書くブログ。その他のヒコーキネタ、新北九州空港の話題も。


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