旭川ドクターヘリが緊急着陸
2012年 07月 13日
旭川赤十字病院を離陸したドクターヘリMD900(JA6911)は
15分後にエンジン1基が停止し、旭川空港に緊急着陸。
エンジンはタービンが大きく損傷、国土交通省は
重大インシデントと判断しました。
幸いけが人などはなく、双発エンジンの安全性が発揮されたと思います。
【写真:タービンが破損したJA6911 2008.11.8 東京へリポート】
運航は朝日航洋。ドクターヘリ運航する会社は
予備機の保有が義務ズけられていますが、
11日からは代替機でドクターヘリの業務を行うそうです。
2001年ドクターヘリが本格運用されるようになって10年以上、
機体は新しいものを使用し、これまで大きな事故はありませんでしたが
短い飛行時間・離着陸の繰り返し・エンジンの始動停止の繰り返しなど
機体への負担も大きいドクターヘリ。
さらなる安全運航を期待したいです。
EC135の静岡での一件からか、今後はAW139を増やしていくとも聞きます。