ANK737 ほぼ背面飛行
2011年 09月 29日
737の事故の詳細が発表された。
9月6日那覇発羽田行き全日空140便(ANKが運航)
(737-700型、乗員乗客117人)が、
浜松市の南約43キロの約1万2500mの上空を飛行中
副操縦士の操作ミスで30秒間に約1900m急降下する
事故があった
フライトレコーダーを解析したところ
機体は最大で左に約131.7度傾きながら、
下向きに最大35度の角度で降下と
ほぼ背面飛行だったそうだ。
超過禁止速度のマッハ0.82を超える0.828出ていた
機長がトイレに立ち、戻った時にドアのロック解除と
ラダートリム調整のダイアルを間違えて操作
副操縦士が機体の姿勢を立て直し、機長は自分で鍵を開け戻ったそうだ
反転急降下、戦闘機並みのネガティブGダイブ状態ですね
昔、ボーイング707が完成した直後、テストパイロットが
航空ショーでバレルロールを披露したことがあるそうですが
これを見ていたボーイング社首脳陣は
「二度とやらないでくれ」と背筋を凍らせる思いだったそうです。
【707バレルロール】
今回の事故では
乗客に怪我は無かったそうですが、
CAさん2人が軽傷を負った。
なかなか間違えそうも無いつまみですが・・・
どうしちゃったんでしょう。
【イラスト:netから・737-700のセンターペデスタル】
サイズは全然違いますね。。。
【イラスト:netから・問題のラダートリムとドアロック】