さよなら北九州空港

2005年3月末で、北九州空港の読売新聞と朝日新聞の格納庫が閉鎖され、福岡空港東側の西日本空輸格納庫に移転した。


c0015444_137048.jpg来年、周防灘沖の新空港の開港で現在の空港が廃止される為で、またかつては北九州に置いていた西部本社も現在は福岡市に移転し北九州空港に取材機を置いておく理由が無くなったからでもある。

20年ほど前(?)、小生が北九州空港に近くに住んでいた頃、空港に遊びに行った時にパイロットのかたに「飛行機見る?」といわれたのがヒコーキ好きとなるきっかけだった。当時の北九州空港は伊丹行きの全日空YS11が毎日1往復する、とても100万都市の空港とは思えないのどかな空港だった。そこに格納庫を構える朝日、毎日、読売の3社は突発事件があると、スクランブルのような慌ただしさでヘリや固定翼機が飛び立って行った。子供ながらにかっこいいと思ったものだ。
朝日は固定翼機がMU2。(大阪からたままた来ていただけだったかもしれないがこの国産高翼式ターボプロップ機は好きだった。間もなくジェットのサイテーションに更新された時はお願いしてコックピットに座らせてもらった。この頃から旅客機より、小型機の方が好きだったな。)
ヘリがジェットレンジャー。
毎日新聞の固定翼機は単発のボナンザ。(思えばこの機体が報道取材機最後の固定翼単発機だったかな?)ヘリは朝日と同じジェットレンジャーだった。塗装も朝日と同じ濃紺で朝日の「さちどり(?)」と毎日の「ジェットアロー」はプラモデルにもなっていたと思う。
読売新聞は固定翼機に双発レシプロ機のバロン。この飛行機は空港から15キロほど離れた読売本社近くの陸上競技場に、低空飛行で原稿とフイルムも投下して行ったのを見た事がある。締め切り間際だったのだろうけど、今ではちょっと考えられないくらいの低空飛行だったな。機材とパイロットを自前で持つ新聞社ならではか・・・
ヘリがヒューズ369だった。この卵形の黄色いヘリは小さかったけれどなかなか早そうな「音」をしていた。離陸の時も角度の付いた前傾姿勢でかっこ良く離陸して行ったのを覚えている。

あれから機材は替わり、朝日はサイテーション560(東京と福岡に2機も560を持つなんて朝日はお金持ちだね)ヘリはAS355。

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毎日は固定翼機はなくなり西部本社はヘリEC135(ちなみにその前はAS350だった)のみ。
読売はBO105とEC135(昨年購入のピカピカ)固定翼機のT303は引退し北九州空港で社旗が消された姿でエプロンに駐機していた。読売も固定翼機は西部本社から消えるようで、羽田に560が1機あるのみとなる。

4月から福岡空港は西側にテレビ各局のヘリの格納庫、東側に新聞社が陣取る形となった。不穏な東シナ海をにらむ福岡の取材機は朝日のみが固定翼機を持つ朝日優位の体制だが手狭な福岡の借り物格納庫サイテーションは置けないか?

北九州空港は日本航空の現在MD87が4往復ほど羽田に飛び頑張っている。搭乗率もまずまずと聞く。

昨日、新北九州空港の開港は2006年3月16日と発表された。現在の滑走路1600mの空港は廃止される。
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by pressaviation | 2005-04-07 13:22 | 新聞 | Comments(0)

新聞、テレビに見る航空取材合戦。報道飛行機たちの活躍を気が向いたときに書くブログ。その他のヒコーキネタ、新北九州空港の話題も。


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